研修

TRAINING

知識とスキルを身につけ、経験を積める環境を整えています。
サブスペシャルティ専門医の先生たちから学ぶことができます。

TRAINING

case 2

日勤のわたし編

東京医科大学出身

Profile

私のプロフィール

2022年入局/東京医科大学出身
興味のあるテーマ:小児神経、小児心身

前日から起床時間と出勤時間をイメージ!
早起きが苦手なのでシャワーを浴びて
目を覚まし、好きな音楽を聴いて出勤します♪

TIME SCHEDULE

カンファレンス

全体カンファレンスでは当直の先生からの申し送りと全員で1日の予定を確認します。その後のチームカンファレンスでは、チーム毎に入院患者さんの検査・治療方針、1日の流れを確認します。

外来診療・病棟業務

病棟業務がメインで、入院患者さんの血液検査や、上級医の先生から指導を受けながら治療方針を考えます。また、様々な検査の準備、立ち合い、補助等も行います。入院している子どもの血液検査は基本的に午前中の業務の中で最初に行います。子どもにとって血液検査は辛い検査のため、できる限り検査に伴う苦痛や恐怖を最小限にすることを念頭に、皆で協力して検査を行います。

昼食

食堂で食べることもありますが、お弁当を買って医局で食べることが多いです。お昼休みの時間は、後輩、同僚、先輩の医師たちと交流できる大切な時間だと考えています。

外来診療・病棟業務

午前中の外来受診のあとそのまま緊急入院となる患者さんが多く、上級医の先生と一緒に患者さんの診察を行い、検査結果を確認し、治療方針を決定してご家族へ説明します。緊急入院が多いため、チーム全体で協力してなるべく早く患者さんに最適な医療を提供できるよう治療方針を考えることに注力しています。また、午後はご家族の方が面会に来られる時間帯なので、お子さんの病状説明を分かりやすく伝えるよう意識しています。

チームカンファレンス

翌日に事前準備が必要な検査が予定されている場合は、チーム内の上級医の先生や病棟スタッフと打ち合わせをします。また、入院患者さんの治療方針を考えるために論文や医学書で自己研鑽も行います。

申し送り

当直で必ず一人先生が残るため、自分のチームの子どもたちに「何が起きたら、こうしてほしい」という指針をちゃんと伝えて帰ることを意識しています。それによってその後のプライベート時間を安心して過ごすことができます。

仕事のやりがいはありますか?
まだまだ小児科医として未熟ではありますが、上級医の先生方の懇切丁寧な指導の下で経験を積むことで、自分でできることが少しずつ増えていることを実感できる日が多くなってきました。今まで出来なかったことが出来るようになり、分からなかったことが分かるようになった時に、やりがいを感じます。
教室の魅力を教えてください
当教室は、後期研修中に出向する機会があります。関連病院以外の施設で研修を積むことにより、当教室では学ぶことができない領域に触れることができます。また学会参加も盛んで、上級医の先生による丁寧な指導の下で学会発表の経験を多く積むことができます。論文執筆も当教室は積極的に取り組んでおり、私も入局1年目で上級医の先生の指導の下で論文を1つ完成させることができました。このように当教室は診療のみならず、学会・研究など精力的に取り組んでいる点が魅力的だと感じています。

MESSAGE

小児科医は大変なイメージがあると思います。実際に「小児科医って大変ですか?」と聞かれたら、私は正直に大変だと答えます。しかし、小児科医は幅広い分野の知識を求められる分、常に新しい発見があり、また治療によって元気になっていく子どもたちとの交流は、やりがいを実感できる、充実した後期研修を過ごせていると思います。当教室の大きな魅力は、上級医の先生方に相談しやすい点と、仕事とプライベートのオンオフがはっきりしている点です。これまで自分が悩んでいる時や困っている時に上級医の先生方から声をかけていただいたことがあり、悩んでいる人や困っている人を放っておかず、手を差し伸べてくださる先生方が多くいらっしゃることに安心感を覚えました。

また、前述したように当直制度がしっかりと確立されており、当直の先生にきちんと申し送りをすることで、帰宅後は次の日まで安心してプライベートの時間を過ごせます。当直明けは早めに帰宅でき、通常業務もチーム全体で仕事を割り振って残業時間が増えすぎないように配慮されています。

行事が多彩な点も魅力の一つです。温泉旅行や納涼会、ハロウィン、クリスマス会などがあり、普段なかなか接点のない先生方とも行事を通じて交流を深めることができます。小児科はもちろん、当院には伝えきれないほどの魅力がありますので、是非一度見学に来てみてください!