
研修
TRAINING
知識とスキルを身につけ、経験を積める環境を整えています。
サブスペシャルティ専門医の先生たちから学ぶことができます。


大学院紹介
育むリサーチマインド
「なぜ」という疑問を持ち続ける
それが研究の第一歩
当教室では「なぜ」を考えることを重要視しています。しかし、いつも答えがあるわけではありません。
そんなとき、自分で答えを発見してみよう、と思うかもしれません。
山中岳主任教授の場合、若手のころに臨床を行う中で神経領域に関心があるものの、脳波が苦手でした。
そこで、何とか脳波以外でけいれんを評価する方法はないかと模索していた時に「サイトカイン」に出会いました。
てんかんに対し免疫学的にアプローチするという奇抜な切り口が評価され、
官民の競争的研究資金(科研費、てんかん財団、川野財団など)を獲得することができ、大きな自信につながりました。
このように、患者さんと向き合い、なんとかしたいという思いから「自然と生まれる」のがリサーチマインドです。
私たちは、研修医や学生に対して「なぜそうなるのか」を常に問いかけ、それを共に考えていく姿勢を大切にしています。
目の前に苦しんでいる子どもがいたら、なんとかしなきゃいけない、どうして治らないのか…。
どこまで理解していて、何がわからないのか…。
「なぜ」という疑問を持ち続け、その「分からない」ことに気づき、それを明らかにしていこうとする過程で、
自然とリサーチマインドは育まれていきます。それが研究の第一歩だと考えています。
あまり難しく考えず、
まずは一歩を一緒に踏み出してみましょう。
きっとワクワクできるような自分が
やりたいことが見つかるはずです。
研究に興味のある方は、ぜひ大学院のホームページもご覧ください。
東京医科大学大学院医学研究科ホームページ
(www.tokyo-med.ac.jp/graduate/)
小児科・思春期科学分野ホームページ
(www.tokyo-med.ac.jp/med/)
共同研究について
ABOUT
基礎研究に興味がある場合には、東京医科大学の内外を問わず、共同研究を行うことができます。
以下に実例をお示しします。
院内
- 希少疾患に対するiPS細胞を用いた細胞治療やメタボローム解析
- ゼブラフィッシュを用いた遺伝子疾患の病態解明など
学外の施設
- 小児中枢性疾患の血液脳関門3次元培養モデルによる解析
- 医工連携による高精度モーションキャプチャを用いた歩行障害の検討など