内分泌・代謝

GROUP

幅広いサブスペシャルティ領域のグループがあります。
各専門領域のスペシャリストと
安全かつ高度できめ細かい医療を提供しています。

GROUP

内分泌・代謝

主な対象疾患

内分泌

この診療グループの強みや特徴

全身・多臓器に関わる分野、他の分野でも内分泌は少なからず関わっていることが強みです。
GHDの成長ホルモン治療・思春期早発のアナログ治療・性分化疾患のジェンダー決定など命には関わらないが、外見的かつ心理的なケアが必要な疾患概念から、甲状腺疾患・糖尿病・先天性副腎過形成・骨系統疾患などの生命にも関わってくるような疾患概念まで、多様性に対して向き合っていく特徴があります。

患者さんに対して心掛けているケアやサポート

患者さんやそのご家族がなにを期待して来院されているのかを把握します。

現在行っている研究プロジェクト

糖尿病診療のためのフィードバックシート開発 〜導出研究〜
主研究施設:都立小児総合医療センター(共同研究施設として参加)

この研究を通して目指していること

1型DMの自発的な自己管理

共同研究

都立小児総合医療センター、東京科学大学附属病院、草加市立病院、奈良県立医科大学附属病院、国立成育医療研究センター、大阪大学、札幌医科大学、新百合ヶ丘総合病院、東京歯科大学市川総合病院、大分大学医学部附属病院

教育プログラム

  • 後期研修医に内分泌のいろはの講義
  • 学生3~6年・看護学生の講義、試験作成

教育の中で特に強調しているポイント

内分泌の全身に関わってくるおもしろさ

今後の教育活動

先天性甲状腺機能低下症内服終了のリスクスコア開発

現在は3歳で病型診断をおこない、そこで負荷試験休薬トライアルするのがスタンダードです。一過性甲状腺機能低下症は相当数含まれていることが想定され、薬の量によっては終了してもよい症例は臨床の場で散見されます。年齢とT4製剤量の相関によって休薬可能かのデータは出てきていますが、基礎疾患や臨床像からリスクスコアを作成することで長期的な内服が必要かの予想が可能となるかもしれないと考えています。

診療グループで働く医師のキャリアパス

  • TMUでは内分泌専門医を取得できる施設基準にある
  • 糖尿病・内分泌科と連携をとっており、カンファランスを通じて成人症例を学べる

新人医師やスタッフに対して提供している支援や指導

内分泌をどう考えるのか、低身長に関しては栄養という視点も学んでいかなければならないことを指導しています。

キャリアを進める上で、この診療グループで学べること

学外との症例検討の場は確保されており、国内留学についても相談する機会があります。

診療グループ内での多様性(ダイバーシティ)

男女2人ずついて、出産後も分野に携われます。

多様な人材が活躍することで生まれるメリットや価値

そもそも小児科という分野はgeneralという点が一つの魅力であると思います。その先にgeneralである内分泌が存在し、分野を選択した後でも全身について考えることができる数少ない分野と考えています。

内分泌・代謝

私は、日々色々な疾患を経験する中で内分泌に関わらない病態はないと感じています。小児科医を目指す際にgeneralistという目的があったかと思いますが、内分泌分野は究極のgeneralistなのかもしれません。

説明えるよ